寒い季節には家で鍋をする機会も増えます。ついつい多く作ってしまう鍋は、鍋に具材を入れたけど、結局食べ切れずに、具材やスープが残ってしまったということも多いと思います。そのまま次の日にも食べるという食べ方もありますが、少し手を加えて違う料理にアレンジしてみませんか?
そこで、鍋の残りを使った簡単で美味しいアレンジレシピをご紹介します。美味しくアレンジできれば、料理を作る準備も楽になり一石二鳥。美味しいダシの出た鍋を食べ尽くしましょう。
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鍋の美味しいダシの出た残りのスープを使ったアレンジ炊き込みご飯
鍋をした後の残りのスープは、旨味と栄養がたっぷり入っています。
お米2合分の炊き込みご飯の作り方
まず、お好みの具材を用意します。
おすすめなのは、しいたけやしめじなどのきのこ類、ニンジンと油揚げです。
- しいたけ、ニンジン、油揚げは細切りにして、しめじは小房に分けます。
- 炊飯器に研いだお米(2合)と、鍋の残りのスープ(360ml)を入れます。
- 上に具材をのせたら、炊飯ボタンを押してください。
- ご飯が炊けたら完成です。
お茶碗によそったら、三つ葉やのりをトッピングして食べましょう。美味しいスープで炊いたご飯は、まろやかで最高ですよ。
鍋の具材がたくさん残っている時にはグラタンにアレンジ
鍋の具材を食べ切れなかった場合、残った具材を使ってグラタンを作るのがおすすめです。
鍋グラタンのレシピ
【材料】
- 鍋の残り物 お玉3杯分
- 塩コショウ 適量
- バター 15グラム
- 小麦粉 大さじ3
- 牛乳 200グラム
- コンソメ 小さじ1
- とろけるチーズ 適量
- パン粉 適量
【作り方】
- 鍋の残り物の水気をざるで切ります。
- フライパンを中火で熱し、油をひいて残り物を塩コショウで炒めます。
- 2を耐熱皿に平たく盛り付けます。
- フライパンを弱火にかけ、バターを入れて溶かし、小麦粉を少しずつ加えて練ります。
- 牛乳を加えて滑らかになってきたら、コンソメを入れて混ぜ合わせます。
- 具材を盛り付けた耐熱皿に5を回しかけ、とろけるチーズとパン粉をのせます。
- オーブンかトースターを使い、焦げ目が付くまで焼いたら完成です。
チーズがとろけて子供が大好きな一品が出来上がります。
キムチ鍋の残りはチヂミにアレンジ
鍋と言えば「キムチ鍋」ではないでしょか?
- 余ったキムチ鍋に、小麦粉(120グラム)、片栗粉(80グラム)、溶き卵(1個)を入れて混ぜます。
- 具が少ないなと感じたら、ネギやちくわ、ニラやお餅などを追加しましょう。
- フライパンを中火で熱し、ごま油を多めに入れます。
- フライパンにチヂミ液を投入し、焼き色が付くまでしっかりと焼きます。
- フライパンを揺すって動くくらいになったら、ひっくり返して裏側も焼きます。
- 両面に焼き色が付いたらチヂミの出来上がりです。
鍋の残りを食べきる目安
鍋は十分に加熱する料理ですが、食べながら具材を出し入れする事が多いので、菌が繁殖しやすくなってしまいます。
鍋の残りは、冷蔵庫に保存すれば2,3日は保存できます
ただし、だんだんと味が落ちていき、衛生面も気になるので、できるだけその日のうちに食べきってしまうのが一番です。
雑菌は35度くらいの温度が一番繁殖しやすい状態です。
保存する場合は10度以下の場所で保存して、雑菌の繁殖を防ぎましょう。
保存して食べる場合は、自分の舌で最終的な食べる食べないの判断をしましょう。
残ったスープや具材は先ほど紹介したような活用方法がありますが、飽きてしまったら全く別の新しいアレンジを考えると良いでしょう。
鍋を最後まで食べつくしたくなる美味しい変わり種食材
鍋料理は、様々な食材を一つの鍋に入れて煮込むだけの簡単料理です。
家族や友達など、大人数で鍋を囲むのはとても楽しいですよね。
和風が主流だった鍋業界に突如現れたイタリア風の「トマト鍋」ですが、様々な新しい具材を入れる事ができます。
トマト鍋におすすめなのがベーコン
ベーコンはパンやパスタと一緒に食べるのが主流ですが、トマト鍋との相性は抜群です。
鍋に入れる場合は、薄切りベーコンよりも厚切りベーコンの方が美味しく食べられます。
トマト鍋の具材でもう一つおすすめなのが、カマンベールチーズです。
鍋の真ん中に、カマンベールチーズを丸ごとドーンと入れて、周りを他の具材で囲みます。