ナスを切った後に使い切ることができず、保存しておきたいと考えることがあります。切ったナスを保存するときは、どんな保存法で保存をすればうまく保存することができるのでしょうか。
ここでは、切ったナスを冷蔵・冷凍・干しナスにして保存する方法についてご紹介します。余ってしまったナスをうまく保存して、次の料理に活用しましょう。
また、ナスの賞味期限に見分け方についてもご紹介しますので、こちらも併せて参考にして、ナスが傷む前に美味しく食べきりましょう。
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切ったナスの冷蔵保存は賞味期限が短い!冷蔵庫での保存法
ナスはいろいろな料理に活用できる優秀な食材ですが、鮮やかな紫色のまま調理したり、鮮度を保ったまま上手く保存するのが難しいという難点もあります。袋入で何本か入った状態で売られていることが多いナスですが、料理に使おうと思って切ったは良いものの、使いきれずに残してしまった時は、どのような保存法がベストなのでしょうか?
切ったあとのナスは日持ちしない
ナスはスーパーでも常温の棚に並んでいることからもわかるように、まだ切る前の段階であれば、必ずしも冷蔵庫に入れて保存しなければならない食材ではありません。しかし、すでに切ったあとのナスの場合は日持ちがききませんので、冷蔵庫に入れるのが基本です。
切ったナスの保存法!生のまま冷凍保存する方法
ナスは冷蔵庫のように極端に低温で乾燥した場所に長時間入れていると、しなびてシワシワの状態になってしまうことがあります。コレを防ぐためには、買ったあとはなるべく早く食べきってしまうのが最も美味しく食べられる方法なのは、言うまでもありません。
ナスは長期保存が利く食材
切ったあとのナスをすぐに食べる予定がない場合は、冷凍してしまう保存法もおすすめです。この場合は水に浸けてしまうと、ナスに水分が残りやすいので、アクを抜いたあとはしっかりと水分を残さないように拭く必要があります。
もしも時間がない場合は、切った後の切り口から出る水分を拭き取る程度に留め、そのままジッパーバッグなどに入れて、よく空気を抜いた状態で冷凍しましょう。
ナスは冷凍しても味の変化はほとんどみられませんが、やはり生の状態から調理した時とは食感が違ってきますので、クタクタに煮込んで使うのがベストです。
切ったナスを冷凍保存する保存法・焼いてから冷凍保存する方法
ナスの旬である夏場には、スーパーで買ってきたばかりなのに、さらに家庭菜園で作ったナスを大量にもらってしまって、嬉しい半面困ってしまうという事態に陥ることも。そんな時に私は、切ったあとにそのまま冷凍するだけでなく、一手間加えてこんな保存法も活用しています。
焼きナスの冷凍保存
- ナスをまるごと魚焼きグリルなどでしっかりと焼き、熱いうちに皮を取り除いてから、粗熱を取ります。
- 硬いヘタの部分はカットしたのち、一口ずつに切り分け、一度に食べる分ずつで小分けにラップで密封したら、あとはジッパーバッグなどに入れ、空気を抜いてから冷凍庫へ。
切ったナスは干しナスにする保存法もおすすめ
自宅でできる野菜の長期保存法としては、干して水分を飛ばしてから保存するという方法もあります。ナスのようにほぼ水分からできた野菜に関しては、干すことで食感が変わり、なぜかお肉を食べているような不思議な食感になるのです。干したナスは、工夫次第でさまざまな料理のアクセントとして活用することができますので、ぜひお試しを。
基本のナスの干し方(所要日数 約1日)
- 皮が残らないように剥いたらヘタの部分をカットして、厚さ約2ミリほどのななめ切りにします。
- 塩を濃い目に溶いた水でアクを抜いたのち軽く洗ったら、アルミホイルの上に揚げ物で使う足の付いた網を載せたところに均等にナスを並べます。
- 時々裏返しながら、よく日の当たる風通しの良い場所で丸一日干したら完成です。
ナスの賞味期限切れの見分け方
ナスは買ってきたそのままだと、とにかく日持ちしない野菜の代表とも言える存在ですので、本来であれば鮮度が落ちないうちに食べきってしまうのが鉄則です。
見た目や手触りの変化をみる
紫色から茶色っぽく変色し、なおかつ端のほうがドロっと溶けたような状態であれば諦めもつきますが、なんとなくしんなりしている程度なら、まだセーフと言えます。
まずは切ってみる
新鮮なナスは中が真っ白ですが、鮮度の落ちたナスは種が黒くなり、身の部分も赤茶色っぽく変色してきます。ナスは火を通して食べる野菜ですので、この程度であればまだ大丈夫。
心配なら廃棄する
もしも、なんとなく表面がぬるっとしていたり、明らかに臭いがおかしい場合は、もったいないですがそのまま処分したほうが安心かと思います。