最近干し野菜を使ったレシピがとても人気があります。
例えば、かぼちゃが使い切れないときは干し野菜にするとどんな料理にも合わせて活用できるのでおすすめです。
そこで、かぼちゃを干し野菜にして活用した美味しいおすすめレシピやかぼちゃの干し方についてお伝えしていきましょう。
干し野菜は栄養もあり、料理の時短にもなるので忙しい主婦にとって強い味方にもなります。
ぜひ参考にかぼちゃの干し野菜を試してみてください。
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かぼちゃを干し野菜にして活用したレシピを紹介
干し野菜は炒め料理で活用
干し野菜と言えば、日本では古くから使われている保存食の製法です。
現代のように、冷蔵庫など便利な電化製品がなかった時代に、食材を干すことで食材の水分を飛ばし、日持ちさせることができる昔ながらの知恵が詰まった食文化です。
干し野菜には、大根が有名ですが、「かぼちゃ」も干し野菜に向いている野菜の一つです。
ほっくりとした甘みのある味が特徴のかぼちゃですが、干すことでさらに甘みが閉じ込められ、様々な料理に活用することも出来ます。
干し野菜にするには、中身までしっかり乾燥させる必要があるので、かぼちゃは薄切りの状態がベストです。
干したかぼちゃは、炒めものにそのまま加えても水分でやわらかさが戻るので、そのまま使うことが出来ます。
例えばジャコと干しかぼちゃを一緒に加えて混ぜて炒めれば、ジャコの香ばしさとかぼちゃの甘みでボリュームのある炒めものが一品できます。
また、干しかぼちゃをそのままフライパンで炒めて、かぼちゃソテーとしてバターを付けて食べるのもおすすめです。
かぼちゃの干し野菜レシピは時短で美味しい
干し野菜を使って料理を作るメリット
かぼちゃは、甘くてホクホクしているので子供から大人まで好きな人の多い野菜ですよね。
でも、料理する側からすると、かぼちゃを丸ごと切るところから、料理するまでには力も時間もかかり、大変なことも多いです。
かぼちゃの煮物などは、切って煮込んで柔らかくなるまでには時間がかかりますよね。
その点、かぼちゃを干し野菜にすることで、そんな手間が省けるので、時短でかぼちゃ料理を作ることも出来ます。
煮物も、干しかぼちゃなら短時間で柔らかくなるので、簡単に作ることが出来ます。
さらに、鶏そぼろなどを加えることによってコクも出ます。
かぼちゃの干し野菜ならどんなレシピにもピッタリ合って便利
かぼちゃの干し方
かぼちゃは、天日干しすることで、水分が飛ぶため、甘さがより増します。
かぼちゃを干す時には、干し網の上に厚さ5ミリほどに薄くスライスしたかぼちゃを重ならないように並べ、天気の良い日を選んで3~5日程度干すことで、中まで完全に乾燥したフルドライの状態の干しかぼちゃになります。
フチの部分が白っぽくなったら、かぼちゃの水分が抜けたという合図です。
料理に使う時には、水の中に干しかぼちゃを入れて10分程度戻してから使うと、かぼちゃのやわらかさが戻ります。
干したかぼちゃは、保存容器に入れて冷凍庫で保存しましょう。こうすることで、1ヶ月程度は日持ちがして、料理に活用しやすくなります。
カボチャと干し野菜の組み合わせもおすすめ
かぼちゃの甘みと野菜の旨味を感じるコロッケ
かぼちゃと他の干し野菜を組み合わせたレシピも味わい深くておすすめです。
茹でで潰したかぼちゃに、食べやすい大きさに切った切り干し大根や干ししいたけを加え、コロッケを作ったメニューはそれぞれの野菜の旨味が調和し、美味しいコロッケになりますよ。
他にも干し人参や干しピーマンなども合う素材です。
一口大の大きさのコロッケにすれば、お子さんにも食べやすい可愛いコロッケになります。
一口大にするということは、揚げ時間も通常のコロッケより短くて済むということ。
短い時間で調理が出来れば、便利ですよね。
かぼちゃの持つ甘みと他の干し野菜から出る旨味が一つになり、美味しいコロッケが出来ます。
かぼちゃはワタも種も美味しく食べられる
本来なら捨てるワタや種も活用出来る
かぼちゃを切って調理する時、中に入っているワタや種は取り出して捨ててしまうという人は結構いるのではないでしょうか。
特に皮膚などの粘膜を維持するβカロテンは、ワタには果肉の3倍の量も含まれています。
取り除いたワタは、そのままミキサーなどで細かくし、牛乳や蜂蜜などを加えてかぼちゃの栄養満点ジュースを作ってみるという方法もおすすめです。
そして、かぼちゃの種にもマグネシウムや亜鉛などおもにミネラルの栄養がたっぷり含まれています。