スーパーに行く時間がなくて、冷蔵庫の中の食材だけで夕食の準備をするということもあると思います。冷蔵庫の中を見ると、豚肉とごぼう、舞茸と少しの残り野菜しかないという場合には、これを使って美味しい晩ごはんを作りましょう。
そこで、豚肉、ごぼう、舞茸を使った、晩ごはんに食べたい美味しいおかずをご紹介します。同じ食材でもいろいろなレシピがありますので、参考にしてみて下さい。
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豚肉に舞茸とごぼうを使ってご飯の進むきんぴら風の炒めもの
豚肉と舞茸とごぼうを使っておかずを作るなら、定番のきんぴら風の炒めものは外せませんね。
ごぼうは斜めに薄くスライスするか、そぎ切りにして水に晒してアクを抜きます。
その間に、舞茸を一口大にわけて、豚肉もカットしておきましょう。
火の通りの遅いごぼうから炒めるのがおすすめ
お肉を先に炒める方が多いと思いますが、後で加えた方がぱさつきが少なくジューシーに仕上がります。
ごぼうの厚さや大きさによってはなかなか火が通らないので、そういう場合は少し水分を加えて蒸し焼きにしましょう。
ごぼうに火が通ったら、豚肉を加えて、色が変わってきたら舞茸も加えて炒め合わせます。
みりんを先に全体に絡めてから、醤油を加えて炒め合わせると、甘みを十分に感じられる仕上がりになります。
量は醤油1:砂糖1/2が目安です。
バターを使ってごぼうや舞茸を食べやすく!豚肉のバター醤油
豚肉と舞茸とごぼうの炒めものと言えば、きんぴらのような醤油味が多いですよね。
しかし、和食では定番の味で他の副菜と被ってしまったり、お昼ごはんと似ていたりすることも多いです。
少し変化をつけてバター炒めにするのがおすすめ
バターのまろやかさでコーティングされるので、ごぼうや舞茸が苦手がお子様にもおすすめの味付けですよ。
先程ご紹介したようにみりん、醤油の順で味付けしてから、仕上げにバターを入れて溶かしましょう。
刻みニンニクを加えて作ると更に美味しくなりますよ。
次の日がお休みなら、ぜひ加えてみてくださいね。
ごぼうたっぷりの豚肉と舞茸のトマト煮
豚肉と舞茸とごぼうをつかったおかずというと、炒めて味付けるするものが多いですよね。
味付けも和風であることがほとんどです。
そこで、つぎはトマトで煮込む料理をご紹介しましょう。
意外に思わるかもしれませんが、トマトの酸味が豚肉の脂で優しくなって、舞茸の旨味とごぼうの食感を楽しめる美味しい料理ですよ。
作り方は一般的なトマト煮と同じです。
ごぼうは食感を残すために洗ってから棒で軽く叩き、乱切りにするのがポイント
また、豚肉は長時間加熱するとぱさついたり固くなってしまうので、小麦粉をまぶして炒めたら、取り分けておき、最後に加えるのがおすすめです。
トマトは缶詰で用意してくださいね。
トマトの形を残したい場合はホールトマトを、そうでないならカットトマトを使います。
お好みで使い分けましょう。
他に玉ねぎやニンニクなどを加えると、トマトソースの味に風味が出て美味しくなります。
舞茸は冷凍してから調理するのがおすすめ
舞茸は購入したら冷蔵庫で保管して、早めに使うのが一般的ですよね。
長く保存するとパックの中で蒸れて傷み、空けた時には鼻に付く匂いがするようになります。
舞茸は、冷凍すると旨味が増すと言われているんですよ。
なぜ冷凍すると旨味が増すのか?
それは、細胞が破壊されると活動を始めるヌクレアーゼという酵素のおかげなのです。
この酵素が核酸RNAを分解する時に旨味成分が生まれます。
水分が凍って体積増えると、細胞膜が破れてしまうのです。
生の舞茸には旨味成分はあまり含まれていない
加熱することで細胞が壊れて旨味成分が生まれて、美味しく仕上がるのです。
生の舞茸の加熱では少しずつ細胞が破壊されるので、旨味成分も少しずつ生まれていきます。
しかし冷凍した場合には、すでにすべての細胞が破壊されているので、温めたら一気に全体から旨味成分が出て来ます。
そのため、冷凍した方が旨味が増すと言われるのです。
ですから、食感を楽しみたい料理の時には、生の舞茸の方が良いでしょう。
すぐに使える便利なきのこの冷凍方法
舞茸の冷凍をおすすめするのは、冷凍方法がとてもかんたんなことも一つの理由です。
舞茸に限らずきのこはどれも簡単に冷凍できますし、どれも冷凍することで旨味をますと言われるので、ぜひ活用してくださいね。
きのこを冷凍する時には使いやすく分けて密閉袋に入れるだけ
舞茸やしめじは石づきをとってから割きましょう。
えのきは半分くらいにカットしてから割いた方が使いやすいですね。
味噌汁や丼ものなどに使うなら、スライスしておくと便利ですよ。
もっとも簡単に冷凍できるのは、なめこ
脱気パックに入って売っているものであれば、そのまま冷凍する事が出来ますよ。
冷凍きのこは、どれも1ヶ月位を目安に使い切るようにしましょう。