鍋料理は野菜もしっかり取れて栄養満点。残り汁で作る雑炊も美味しいものです。
魚を使った鍋も美味しいですが、その場合は下処理が重要になります。
下処理をしないまま魚を鍋に入れてしまうと、生臭さが残りせっかくの鍋も美味しくありません。
そこで、鍋に入れる前にひと手間加えたい、魚の下処理の方法についてご紹介します。
いくつか方法がありますので、一度試してみてはいかがでしょうか?
お子さんたちも喜んで食べてくれるような、美味しいお鍋を作りましょう。
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鍋に魚を入れる前のひと手間、臭みを減らす魚の下処理の方法
鍋に魚を入れるときには、下処理をした魚を鍋の中に入れるようにしましょう。
魚の下処理をする方法についてはいくつかありますが、ここでは簡単に魚の下処理を行うことができる湯通しについてお伝えしていきます。
魚の下処理で湯通しする方法
まずは、鍋の中に入れる魚を切って耐熱容器などのボウルに入れておきます。
次に、切った魚が入っている耐熱容器のボウルがひたひたになる程度のお湯を沸かしていきましょう。
お湯を沸かすことができたらボウルの中にお湯を入れてみると、ボウルの中に入っている切った魚の表面が白色になってくるはずです。
魚の表面が白色になったらボウルの中に水を入れて、手を入れても問題が無い温度までお湯の温度を下げます。
手を入れることが出来る程度の温度までお湯の温度を下げることができたら、ボウルに手を入れて魚の表面を手でこするように洗っていきましょう。
そうすると、魚のヌメヌメとした汚れなどを取り除くことができます。
全ての魚をこすり洗いしてキレイにすることが出来れば、魚の下処理の湯通しの完了です。
鍋に入れる魚に塩をしっかり降って一晩おく下処理もおすすめ
ほかの方法でも、鍋に入れる魚に下処理を行うことが出来ます。
その方法とは、魚に塩をしっかりと降って一晩おいておくという方法です。
魚に塩を降ることによって、魚から余分な水分や臭みを取り除くことが出来ます。
そして、塩を降ることによって魚の身を引き締めることが出来るので、鍋に魚を入れたときに煮崩れを起こすのを防ぐ効果もあります。
魚を買ってから鍋料理をするまでに時間がある場合には、この魚に塩を降って一晩おいておくという下処理の方法がおすすめです。
塩を使って魚の下処理を行う方法は簡単で、買った魚を切っておいて塩をまぶすだけです。
そして、塩をした魚をバットなどに移して冷蔵庫に入れておきましょう。
魚に塩をしてあることによって、魚から臭みや水分が出てきます。
バットにそのまま魚を置いてしまうと、塩で魚から出た臭みや水分がそのまま魚についた状態で放置することになります。
そうした状態で一晩置いておくと、バットの中に魚から余分な水分や臭いが落ちます。
下処理をした魚はさっと水洗いをしてから、鍋料理に使うようにしましょう。
鱈鍋を作る時の魚の下処理方法。鱈の切り身と白子の下処理について
鍋料理に入れる魚はいろいろありますが、中でも鱈鍋を作るときの魚の下処理方法についてお伝えしていきます。
鱈鍋を楽しむときには、鱈の切り身と白子を鍋に入れることが多いですが、この白子にもした処理が必要です。
まずは、鱈の切り身にする下処理ですが、鱈の切り身にする下処理は魚の下処理と同様の方法で行います。
白子の下処理の方法は、水洗いをして予め汚れを取り除いておきます。
汚れを取り除いたら食べやすい大きさに切手から塩を白子に降りかけて、15分程度おいておきます。
そして、濃い目の塩水を作って更に15分程度つけておきます。
塩水の中に15分間、白子をつけることが出来たら取り出してさっと水洗いをして鍋に入れます。
白子の下処理に塩を使うので、鱈の切り身の下処理にも塩を使うと手間が無くていいでしょう。
魚を焼く、鍋に香味野菜をたっぷり使うのも臭みを取るのに効果的
鍋料理に使う魚の下処理は、魚を焼くことによっても行うことが出来ます。
その方法は、魚の皮に切れ目を入れて焼くだけという簡単な方法です。
魚を焼くことによって、焼いた香ばしさも感じることが出来る料理になるのでおすすめです。
また、香味野菜をたっぷり使うことによって、魚の臭みを取ることも出来ます。
強い香りを放つ香味野菜には、魚の臭みを取る働きがあります。
また香味野菜は下処理に使うだけではなく、料理のアクセントとしても活きてきます。
スープの具材にもなるネギなどの香味野菜がおすすめです。
下処理をした魚はいつ鍋に入れる?食材を入れる順番
鍋料理は、入れる順番によって具材の火の通り方が変わります。
そのため全ての具材を一緒に入れてしまうのではなく、食材ごとに入れるタイミングを変えることによって美味しい鍋料理を作ることが出来ます。
鍋にいれる順番としては、具材に火が通るまで時間がかかるものから入れていきます。
また、具材からだしが出るものや、だしを吸わせたいというものも先に入れておきます。