冷凍の魚を焼くときは解凍したほうがいいのか、そのまま焼いてもいいのか迷ってしまいますよね。
どうしたら美味しく魚を焼くことができるのでしょうか?ポイントは焼く魚によって解凍するかどうかを判断することになります。また火加減にも気をつけてください。
冷凍した魚を焼くときのコツやグリルで焼くときのポイントを紹介します。
関連のおすすめ記事
【冷凍した食材の賞味期限】冷凍した魚を美味しく食べられる期限
まとめ買をした場合、すぐに食べる予定がない食材は、冷凍保存をするように心がけています。しかし...
しゃけのおにぎりのカロリーは低いが、30分歩いても消費できない
コンビニに並んているいろいろな種類のおにぎり。中でもしゃけのおにぎりは人気は高く、毎日のように食...
冷凍の鮭をふっくら美味しく!簡単に作るムニエルレシピをご紹介
冷凍の鮭は、そのまま焼いて鮭の塩焼きで楽しむ方が多いと思いますが、ムニエルにすることも可能です。...
冷凍の魚を焼くときのポイント
まとめ買いした魚を冷凍することもあれば、冷凍の魚を購入することもあると思います。
冷凍の魚を焼くときのポイントとして、上手に解凍することが大切になってきます。
冷凍の魚の上手な解凍方法として冷蔵庫で解凍する方法があります。
冷蔵庫で解凍すると、解凍するまでにしっかりと時間がかかりますし、冷蔵庫から出して室温で解凍するときに気になりがちな傷みの心配も少なくなります。
また、解凍したときによく見られる水分の出る量も少ないので味が落ちにくくなります。
使う少し前に冷蔵庫に入れても凍っている状態なので、時間がかかるということを覚えておきましょう。
前の夜に冷蔵庫に入れるのを忘れた時は、使う日の朝に冷蔵庫に魚を移すと思います。
そのときに、普通のお皿に入れずに、アルミのトレーやバットを使用すると少し解凍時間を短縮することができます。
その際は、冷凍の魚は袋に入れてからトレーに置いてください。
そして、そのまま冷蔵庫に入れっぱなしにするのではなく、片面が解凍されたら裏返してもう片面も解凍するようにしましょう。
冷凍の魚を急いで解凍して焼くときやそのまま焼く時
解凍することをすっかり忘れていた時や、急におかずに使うことになって解凍している時間がない場合の対処法もあります。
そのまま焼くのは嫌だから、なんとか解凍してから焼きたいという人は電子レンジで解凍してしまいましょう。
電子レンジで解凍すると、その段階で加熱されてしまうのでは?と思うかもしれません。
電子レンジで冷凍の魚を解凍するときのポイントとしては、加熱をするのではなく、解凍モードを活用するということです。
そうすることで過度な加熱は避けられます。
しかし、場合によっては冷凍の魚からドリップが出てしまったりすることもあるので、その点は覚えておきましょう。
電子レンジで解凍する時もそのドリップがモレてしまわないように気をつけてくださいね。
次に、時間がなく解凍する時間も待つことができないから、冷凍のまま焼いてしまおうと思う人もいるでしょう。
そういった場合には、濃い目に味付けするのがポイントです。
袋などに調味料をいれてつけるのがおすすめです。
そうすることで、焼いているうちにじわじわと味がしみ込んでおいしくなります。
もしくは、フライにするのもいいですね。
このとき、いつもの温度であげてしまうと、冷凍の魚に火が通る前に衣が焦げてしまうので、じっくりと少しずつ火力と温度を高くして揚げていきましょう。
冷凍の魚を焼くときに解凍しなくてもいいときとは
基本的には解凍してから焼いたほうがいい冷凍の魚ですが、それが干物である場合には解凍する必要はありません。
解凍せずに焼くことで干物をより、美味しい状態のまま調理し、食べることができます。
冷凍したままだと上手に焼けないようなイメージですが、これからご紹介する方法で焼くとおいしく焼き上げることができますよ。
焦げるのが心配で何度もグリルの扉をあけたり裏返したりとしたくなりますが、形がきれいな状態で焼けるように1度裏返して片面1回ずつ焼くようにしましょう。
冷凍の鮭を焼くときは半解凍が◯
冷凍した鮭の切り身を焼いて食べる時は、ある程度解凍できた半解凍にするのがいいでしょう。
解凍したときに出てくるドリップによっておいしさが半減してしまうからです。
半解凍といえ、解凍が始まってくると水分などが出てくるのでそのままにしておかずにキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取っておくことが大切です。
これをそのままにしておいて焼き始めてしまうと、魚の独特なにおいがしてしまいます。
難しいことはなく、鮭に焼き色を付けた後にフライパンにフタをして蒸し焼きにするだけです。
その際は、酒を鮭に振りかけることで、鮭の中に水分などを閉じ込めるのに役立ちます。
グリルで焼いたときとは少しちがうふわふわした食感の鮭を食べることができます。
魚をグリルで焼くときのコツとポイント
魚はグリルで焼くことがほとんどだと思います。
焼くときのコツやポイントをしっかりと知っているだけで、よりおいしく魚を食べることができます。
しっかりと解凍してある魚の焼き方
まずはじめに、魚焼きグリルは魚がはいっていない状態であたためておく必要があります。
火力は強火にして3分程度あたためます。
そうすることで、魚が焼くときにくっついてしまうことが少なくなります。
予熱の間に、魚についている水分やドリップをしっかりと拭き取ります。
その後に必要があれば、塩などで下味を付けましょう。
グリルで焼くときには、片面焼きタイプか両面焼きタイプかによってことなりますが、片面焼きの場合には1度裏返す必要があります。
そうすることで、余計に魚の水分が失われることがないのでおいしい状態で焼き上がります。