豚のハツの美味しい食べ方簡単な下処理の方法を紹介します

栄養もあって値段もお手頃な豚のハツ、それなのにお肉コーナーにあってもスルーしないでぜひ手にとってみてください。

下処理が必要ですが、きちんと行うことでくさみを取り除くことができます。

一度食べるとやみつきになる豚ハツのコリコリとした食感、お家で試してみませんか?豚ハツの下処理方法、美味しい食べ方を紹介します。

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豚ハツは下処理をしてから使いましょう

焼き鳥のハツ串は好きな人も多いのではないでしょうか。
ですが、自分でハツを買ってきて料理するとなると途端にどうしてよいのか分からないので手を付けたことの無い方もいるかと思います。
ハツは下処理をきちんとすると美味しく食べる事ができます。

ハツとは心臓です

血液が残っている場合があります。
下処理をして臭みなどを消しましょう。

ハツを買ってきたら塊の場合には半分に切ります。

すると心室などが見え、そこに血液が残っている事がありますので血を抜きます。
更に食べやすい大きさに切ります。
切っていくとすき間などに血の塊があったりしますので、丁寧に取り除きましょう。

それから塩を揉み込むか、塩水に入れて血抜きをし、流水で塩分を洗い流します。

30分程冷水にさらしたらこれで完了ですが、血の匂いが苦手な方は大きめのボウルに冷水をたっぷり入れてそこにハツを入れます。
そして更に一晩程おいておくとより血が抜け臭みも抜けます。

スライスされているものもパックから出したら同じように塩を使って下処理しましょう。

炒めて作る簡単料理!豚ハツの食べ方

豚ハツの下処理が終わったらさっそく調理してみましょう。

豚ハツは色々な調理方法がありますがまずは簡単に炒め物にする事でハツ本来の美味しさを楽しむことができます。

そのままフライパンで塩コショウで炒めるだけでも美味しいのですが、スライスしたニンニクをひとかけ入れてごま油で炒め、塩コショウで味を整えると、ニンニクのいい匂いが食欲をそそります。
ニンニクとごま油のハーモニーは食材の味付けをより引き立たせる最強の組み合わせです。
また、鷹の爪を一緒に炒めるとピリ辛になり、トッピングに刻んだ小ねぎを散らすと見た目も綺麗な一品料理になります。これに野菜やキムチを入れて味付けをすると更に豚ハツを味わい深くいただくことができます。
キムチの素と一緒に炒める時には斜めに切った長ネギやアスパラを一緒に入れて炒めると、豚ハツのコリコリした食感と野菜のシャキシャキした食感が楽しめるようになります。もちろんこれ以外にもキノコなど冷蔵庫に残っている野菜を足しても様々なパターンで豚ハツを炒め物に取り入れていくこともできます。

煮込んでも美味しい豚ハツの食べ方

炒め物も美味しのですが、ハツは煮込んで食べてもとっても美味しいのです。

圧力鍋で煮込む

圧力鍋は圧をかけながら短時間で材料を柔らかく煮込むことのできるアイテムです。
ハツも圧力鍋を使って煮込むことで柔らかくなります。

脂肪分が少ないので煮込むとぱさぱさになってしまうのではと思いますが、圧力鍋を使う事でほろほろと、しかしさっぱりとした煮込み料理になります。

ハツを鍋に入れる時は塊のまま入れましょう。

そのままでは下処理がうまくいきませんので、半分に切ったくらいの大きさで鍋に入れ、味付けは砂糖、醤油、みりん、酒を使い、臭みを消すために長ねぎの青い部分とせん切りにしたしょうがを一緒に入れて蓋をし、圧力をかけます。

鍋に圧がかかったら弱火にし、30分ほど加熱し続けます。
火を消してそのまま放置して鍋から圧が抜けたら蓋を開けてみてください。

ほろほろのハツの煮込みの出来上がりです。
食べやすい大きさにスライスしてお召し上がりください。

トマト煮込み

和風な味付けも良いのですが、トマト缶を使って煮込むとご飯だけではなく、パンやパスタとも相性ピッタリのおかずになります。

  1. 鍋にオリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れて香りを出したら食べやすい大きさに切ったハツ、玉ねぎ、にんじんを入れて軽く炒めます。
  2. 具材にオリーブオイルが絡んだらトマト缶と水、コンソメを加えて30分程煮込みます。
  3. そのまま煮詰めて煮汁が最初の7割くらいになったら塩コショウで味を整えます。

少し風変りですが、新しいレシピの一つに加えてみてください。

子供も食べやすい豚ハツの食べ方

豚ハツに下味をつけて衣を付けて揚げると子供も食べやすい唐揚げに大変身です。

豚ハツは食べやすいように、でも薄すぎると揚げた時に固くなりすぎますのである程度の厚さを持たせてスライスします。

8㎜くらいにスライスしましょう

スライスした豚ハツはビニール袋に入れて下味をつけます。
下味にはすりおろしたニンニクとしょうが、塩コショウを一緒に入れて揉み込むと簡単です。

ニンニクとしょうがは生の物をすり下ろしてもよいですし、チューブタイプの物を使っても大丈夫です。
  1. 下味を揉み込んだら空気を抜いてビニール袋の口を閉じ、一時間程冷蔵庫で寝かせます。
  2. 味が染みたらビニール袋の口を開けて、水分が溜まっていたら水分は捨てましょう。
  3. 水分を取ったら片栗粉を入れてビニール袋の口を押さえて振ります。

こうすると手を汚さずに片栗粉を全体にまぶせますが、ビニールの中に空気が無いとうまくいきませんので、口を閉じる時に空気を入れるようにしましょう。

片栗粉が全体に付いたら180度の油で揚げます。
豚ハツを入れて浮いてきたら裏返して更に1分程揚げて下さい。
レモンをかけるとさっぱりとしていくらでも食べられます。

豚ハツはカレーにも合う!いつものカレーに飽きたらハツカレー

まさかと思ってしまいますが、豚ハツのカレーが意外にも美味しいのです。
あまり臓物でカレーを作る機会は無いと思いますが、いつものカレーで冒険したい時にはぜひ豚ハツを使ってみてください。

作り方はいつものカレーと同じです。

肉を豚ハツに変えるだけ

レトルトカレーを食べる時にも、塩コショウで炒めた豚ハツと玉ねぎスライスをご飯の上に乗せて、温めたカレーをかけるだけで豚ハツカレーが簡単に出来上がります。
ハツとカレーという普段あまり聞かない組み合わせではありますが、豚ハツが好きでしたらカレーライスとの相性も抜群なこのレシピを是非お試しください。

豚ハツは脂肪分が少なくビタミンや鉄分が豊富です。

いつも牛肉や豚肉を使ってカレーを作るのと比べると肉の脂肪分が少ないのでただでさえちょっと高めのカレーライスのカロリーを抑える事ができヘルシーにいただくことができます。
カレーはどんな食材も美味しく食べる事ができます。

いつものように上に生卵や温泉卵をトッピングして美味しく召し上がってください。