弁当の作り置きは冷凍方法を正しく!美味しい時短弁当のコツ

お弁当はおかずを作り置きしておくだけで楽に作れるようになります。
しかし、作り置きのおかずは冷凍方法に気をつけなければなりません。

そこで、お弁当のおかずを作り置きしたときの冷凍方法について、お弁当が作りやすくなるコツや美味しく食べるためのポイントなどお伝えしていきましょう。

おかずを上手に作り置きしておけば、お弁当作りが時短になりますし、アレンジも可能です。ぜひ参考に試してみてください。

関連のおすすめ記事

弁当におすすめの副菜・簡単にできるメニューと副菜作りのコツ

毎日の弁当作りで困ることの一つに、「メニューを考える」というものがあります。メインのメニューはすぐに...

弁当に入れたい作り置き野菜・常備菜のおいしいレシピを紹介

弁当を作っていると、あと一品に悩むこともあります。「この隙間を埋めるには何を入れれば良いのだろう」そ...

弁当のご飯の量はどのくらいが適量?ちょうどいい量について

弁当に入れるご飯の量はどのくらいが適量なのでしょうか?子供の年齢によってや性別によってご飯の適量は違...

【お弁当箱の選び方】子供にアルミのお弁当がおすすめな理由

幼稚園や保育園の入園準備の一つに弁当箱選びあります。子供が好きなお弁当箱を選ぶのも良いですが、使...

冷凍ご飯で作るおにぎりがかたい!お弁当を美味しくする解凍方法

冷凍ご飯を使用してお弁当のおにぎりを作ると、食べるときにおにぎりがかたいことにお悩みの人もいるのでは...

なすの美味しいお弁当おかず!簡単にできるなす料理をご紹介

毎日の食事の献立に加えて、お弁当のおかず!いつも同じになってしまわないように注意はするものの、ついつ...

弁当に入れたい子供の大好きなおかず!簡単幼稚園弁当レシピ

幼稚園には、お弁当の日というのがあるところが多いと思います。週に2~3回あるお弁当の日には、朝のお弁...

冷凍ご飯をお弁当に活用!チャーハンが向いている理由と注意点

ご飯が余るともったいないと冷凍庫へ。そんな冷凍ご飯の在庫が増え、余ってしまうことありますよね。しかし...

時短お弁当レシピと簡単時短なお弁当作りのコツ

毎朝のお弁当作りは、少しでも時短で作りたいものです。そこで、お弁当のおかずにおすすめの簡単レシピや、...

唐揚げを弁当向けにアレンジするレシピをご紹介

唐揚げは大量に作っても、きちんと保存をして、温め直せば次の日も食べることが出来ます。そのため、お...

弁当は「丼」がおすすめ!丼のメリットと簡単・美味しい作り方

毎朝の弁当作りに頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。忙しい朝のお弁当作りを時短したい人にお...

大根で作る美味しい副菜。お弁当に入れたい大根レシピ

お弁当の副菜に、どんなおかずを入れようかと悩む方も多いと思います。大根がたくさんある時には、お弁当の...

肉じゃがをアレンジしてお弁当に入れよう!おすすめレシピを紹介

前日の残り物の肉じゃがを別の料理にアレンジしてお弁当に入れることはできないかと考えることもあるのでは...

肉じゃがはお弁当にはNG?詰め方次第でお弁当に入れても大丈夫

肉じゃがはお弁当には向かない料理といわれています。特に夏場は傷みやすいので注意が必要です。し...

弁当に入れたい簡単副菜。冷凍できるおかずで時短弁当

お弁当に入れるおかずは、なるべく短時間に簡単に作りたいものです。メインのおかず以外に、副菜のおかずを...

お弁当のおかずを作り置きしたときの冷凍方法

お弁当に入れるおかずをたくさん作り置きして冷凍保存したい場合は、以下のことに気をつけましょう。

  • 粗熱は必ず取る!
    作ってから、まだ熱いうちに冷凍庫へは入れないように気をつけましょう!
    湯気が出ているくらい熱いうちに密封してしまうと、結露が発生して食材を傷ませてしまうことがあります。さらに冷凍庫自体の温度が下がって、他の冷凍物に影響が出てしまうことも。作ったおかずは必ず冷ましてから密封するようにします。冷ましているのを忘れて常温で放置してしまわないようにしましょう。
  • タッパーやジッパー付き袋を使って
    冷凍する時は密封することが大事。空気に触れて冷凍焼けなどを起こさないよう、ラップで包んで+ジッパー付き袋や、タッパーに入れて冷凍保存するようにしましょう。ラップだけだといつの間にか開いてしまうこともあるので、蓋がある容器や袋と併用するのがおすすめです。

お弁当の作り置きおかずのための冷凍方法のコツ

カップに小分けして冷凍保存

お弁当のおかずを作ったら、ひとまとめにして保存するよりカップに小分けにしてから冷凍しましょう。これならお弁当に詰める時も簡単です。加熱することを考えて、紙カップかシリコンカップにしましょう。シリコンカップなら何度も洗えて使えるのでエコです。カップに入れたらタッパーに詰めてまとめて保存するか、100均でも購入することができる大きめの製氷皿を使うのもおすすめですよ。製氷皿を使っての冷凍保存なら、他のカップとくっついたり形が歪んだりせず綺麗に保存可能です。

アルミトレーで急速冷凍

作り置きしたおかずを翌日以降のお弁当に美味しく安全に食べるには、急速冷凍させるのも肝です。作ったおかずは、まずは粗熱をしっかり取ったら、ラップやタッパーで密封したら冷凍庫内にアルミトレーを置いて、その上で急速冷凍させます。これで余計な水分が出たり風味が落ちる時間を短縮させることができます。

手ごろなサイズのアルミトレーは100均でも購入することができます。冷凍させる時間が長ければ長いほど風味が劣化しやすいので、冷凍庫の急速冷凍機能かアルミトレーを有効活用しましょう。

作り置きおかずを美味しくお弁当に使うには冷凍方法がポイント

冷凍作り置きおかずはお弁当専用に作る

夕食に作り残ったものをお弁当に入れることが多いですが、その際はお弁当用に煮汁を少なくしたり、とろみを足したり、冷めても美味しいようにしっかりめに味付けしたりと一手間加えてリメイクしましょう。また冷凍向きでない食材を避けたり、冷めたときのことを考えた味付けができるので、一週間分など多めの冷凍おかずを作る際は最初からお弁当用に作っておくと安心です。

お弁当に入れる前に再加熱必須

作り置きした冷凍おかずを朝詰める時は、再度火を入れて熱を通すようにしましょう。手軽に電子レンジでチンなどでもOKです。既製品の自然解凍OKのものでない手作りのものは、自然解凍される過程で菌が増殖してしまう可能性があるので、一度温めておくと安心です。蓋を閉める前に少し冷ましておきましょう。

お弁当の作り置きにおすすめなおかずを紹介

  • 卵焼き
    ふわふわの食感が美味しい卵焼きは、冷凍してしまうと食感が変わってしまいそうですが、美味しい味と食感そのままに冷凍保存する方法があります。それは普段の材料プラス、マヨネーズを足すこと。卵2個ならマヨネーズは小さじ1ぐらいでOKです。食べる時にマヨネーズの風味はほとんどしませんよ。粗熱を取ったら切り分けて、使いやすい個数ずつラップに包んでタッパーに入れて冷凍保存します。あまり長く保存すると食感がボソボソとした感じに変わってきてしまうので2~3日以内には食べきることをおすすめします
  • ハンバーグ
    消費期限が早いひき肉も、ちゃちゃっとハンバーグにして冷凍保存すれば長く保存することができます。豆腐や玉ねぎなどつなぎは少なめにした方がより長期保存できます。ソースは濃い目にケチャップ、ソース、みりん、砂糖を煮詰めたものを絡めて。1~2個ずつラップして、タッパーなどに保存します。冷めても美味しいおかず、家族に喜ばれるおかずNO.1です。

おかずを上手に作り置きしてお弁当を時短で美味しく作りましょう

  • 時短になる
    何といってもこれ。朝、一からお弁当のおかずを作るには、何十分も前から早起きしなければなりません。早起きが好きな方なら良いですが、朝少しでも寝ていたいという場合はやはり冷凍作り置きおかずを活用するのがおすすめです。ごはんも冷凍しておけば、朝はそれぞれ電子レンジで温めて、お弁当にポンポンと詰めていけばいいだけ!
  • 味が染みて美味しくなる
    料理は一度冷えた方が味が染みて美味しくなるといいますが、冷凍おかずも同様です。
    冷蔵保存だと1~2日以内には使いきらないと匂いや食感が気になってきますが、冷凍おかずなら品質はさほど変わらず長く保存できるのでとても便利です。むしろ時間が経てば経つほど味がしみこんで、いっそう美味しくなります。1ヶ月以内には食べきるようにしましょう。