大根と手羽元のさっぱり煮のレシピと人気の調理方法

大根と手羽元で作る煮物は、どこの家庭でも一度は作ったことがある夕食メニューの定番ではないかと思いますが、「さっぱり煮」はどうでしょう。

煮物と言えばだし汁と醤油、砂糖、みりんなどの調味料で煮込んだ甘みのある味付けが一般的ですが、「さっぱり煮」はお酢を入れて作るすっぱい煮物なので、食べたことも作ったこともないという方は意外と多いのではないかと思います。

ここでは、大根と手羽元で作るさっぱり煮のレシピの紹介とあわせて、フライパン、圧力鍋、炊飯器などを使った様々な調理方法の紹介もしていきますので、ぜひ調理するときの参考にしていただければと思います。

定番の煮物が落ち着く味なら、さっぱり煮は時々食べたい病みつきになる味!
定番の味付けや、代わり映えしない食卓に飽きてしまった主婦の方にもおすすめの食べ方ですよ。

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大根と手羽元で作る定番のさっぱり煮はフライパンを使って簡単に

定番のさっぱり煮はフライパンで簡単に作る方法があります。

簡単な作り方を紹介しましょう。

  1. まずは大根を半月切りか乱切りにし、生姜は薄くスライスしましょう。手羽元は水で洗い、水気をキッチンペーパーで拭き取ります。
  2. 次に大きめのフライパンで手羽元を炒めましょう。両面に焼き色がつく程度で、中は生のままで大丈夫です。
  3. 両面焼き色がついたら大根と生姜を投入し、酢、料理酒30cc、醤油100cc、水300cc、はちみつ大さじ1を入れて良く混ぜましょう。はちみつがなければ砂糖でもOKです。
  4. 全体が混ざったら落し蓋をして弱めの中火で20分~25分煮込みましょう。時間が経ったら一度全体を混ぜながらひっくり返し、今度は蓋をせずに同じくらいの時間煮込みます。
これですぐに食べられますが、さらに30分~1時間寝かせると味がより染みて美味しいですよ。

大根と手羽元のさっぱり煮は、炊飯器を使えば美味しい放ったらかし料理が出来ます

鍋やフライパン使うと火のそばにいなければいけませんが、炊飯器なら材料を投入して放ったらかしで作れるのでとても手軽です。

  1. まずはゆで卵を用意しましょう。
  2. 次に切った大根、手羽元、皮を剥いたゆで卵を炊飯器の釜に入れ、さらに水1カップ、醤油、お酢、みりん、料理酒、砂糖を大さじ3ずつ入れてよく混ぜ、キッチンペーパーを落とし蓋代わりに乗せて炊飯のスイッチを押しましょう。
  3. 通常の炊飯モードでOKです。
  4. 落し蓋はシリコンのものやクッキングシートよりもキッチンペーパーがおすすめです。
  5. キッチンペーパーは普段油汚れを取るのに使えますが、それは料理でも同じです。
  6. 手羽元は油が多く、こってりとした仕上がりになります。

煮ている間にキッチンペーパーの落し蓋で余分な油を吸い取っておくと、味付けを変えていないのにさっぱりした風味に変わるので油っこいものの苦手な人でも食べやすくなります。

炊飯器で調理した手羽元は、圧力鍋で作るのと同じようにホロホロになります。軟骨まで簡単に剥がせて、しかも適度な弾力で食べやすい硬さになるのでとても美味しいです。ゆで卵は基本的に具材の一番上に来るようにセッティングしましょう。

また、手羽元と大根の煮物は彩りが寂しくなりがちです。

放り込むだけなので、せっかくだからにんじんやいんげんなども一緒に入れても美味しい上に見た目も華やかになるのでおすすめです。

味染みの良い大根と手羽元のさっぱり煮を作るなら圧力鍋が一番

大根と手羽元のさっぱり煮はフライパンで作ることも炊飯器で作ることもできるのですが、味の良さでは圧力鍋にはかないません。

フライパンや炊飯器では作った当日に食べると味の染み込みが薄いです。では翌日なら良いのかというとそういうわけでも無く、翌日食べても食材に味が染み込みにくいというデメリットがあります。

圧力鍋なら調理中に加圧することで食材を柔らかくし、味も奥までしっかり染み込むので作った当日に食べてもおいしい煮物ができます。

大根も手羽元もそれがよく分かる材料で、大根は口の中で簡単にほぐれ、味が芯まで染みているのでどこを食べても美味しく、手羽元は軟骨までスルッと簡単に取れてしまうくらい肉が柔らかくなります。

大体鍋で15分以上煮る料理であれば圧力鍋を使った方が美味しくなるので、カレーも普通の鍋より圧力鍋で作った方が美味しいですよ。具材を大きめに切っても食べやすいので食べごたえもあります。じゃがいもは崩れて無くなってしまうので加圧が終わってから加えまましょう。

調味料を量るのが面倒な人はポン酢を使うと時短になります

さっぱり煮に使う調味料は種類が多く、カップで軽量したりさじを浸かったりと量のばらつきもあるので面倒くさく覚えにくいです。

もっと簡単に大根と手羽元のさっぱり煮を作りたければ、ポン酢と水だけで作るのもおすすめですよ。

簡単に1カップずつ入れればほぼ間違いなくさっぱり煮が作れるので、料理初心者の人でもおすすめです。

甘みが欲しければ更に砂糖を好きなだけ足してもいいでしょう。

ポン酢はメーカーによって入っている出汁の風味が違うので、煮物に剥いているポン酢選びをするのも楽しいです。

ポン酢の場合は長時間煮すぎると味がかなり濃くなってしまうので、程々に煮込んだら鍋から空けて、耐熱容器で保存するのがおすすめです。

煮物に使う大根は下茹ですると美味しい煮物になります

下大根と手羽元の煮物は下処理をした方がより美味しくなります。

特に大根はそのまま茹でると臭みが出たり、アクが出たりします。最初に20~30分程下茹でしておくとそれを防げるので、ある程度の形に切ったら下茹でしましょう。

これには味をしみやすくする効果もあります。

特にフライパンで作るさっぱり煮は味が染みにくいですが、最初に下茹でしておくと味が奥の方まで染み込みやすくなります。

さらに染み込みやすくするなら最初に両面に薄く十字に切り込みを入れておくのも効果的です。

また、手羽元にも臭み取りをする方法があります。熱湯をかけるのが有効です。

そのため、最初にゆで卵を作ったらその茹で汁は捨てず、ザルに手羽元を入れてその上から茹で汁をかけ流すと調理の工程の中で臭み取りもできて一石二鳥です。

切る具材が少ないく簡単で美味しいので、何度も作りたくなる大根と手羽元のさっぱり煮。作り方はいろいろなので自分好みの調理方法を見つけてみましょう。