燻製が手軽にできる?ダンボールと100均の材料で作る燻製器

燻製は面倒なイメージがありますが、お家で手軽に楽しむことができると、自家製の燻製を作る方が増えています。

ここでは100均の材料を使って作る燻製器の作り方、ダンボールでできる燻製の作り方をご紹介いたします。

ダンボールで作ることができるため、荷物にならずキャンプなどにもおすすめです。なおキャンプで燻製を楽しむ場合は時間がかかるので、すぐに取り掛かると良いですよ。もちろん火の始末や扱い方には十分に注意をし、楽しんでください。

関連のおすすめ記事

夕飯メニューは子供の喜ぶアレに決まり!おすすめレシピを紹介

いつも夕飯のメニューに悩んでいるお母さんも多いことでしょう。どうせなら子供が喜んで食べてくれる夕...

重曹の効果を知って料理に活用しよう!重曹の便利な活用方法

お掃除やお洗濯に活用すると便利に使える重曹。重曹にはグレードがあり、グレードごとに使い分ければ、便利...

豚肉を炒めると柔らかくならない…簡単柔らかくする方法をご紹介

豚肉を炒めると硬くて柔らかくならない…そんな悩みありませんか?硬い豚肉はまるでゴムのようですし、...

鶏モモとトマト缶を使ってできる、簡単料理をご紹介

毎日ご飯を作っていると、晩ご飯を作る時間になっても、やる気が出なかったり、調理時間をあまりかけら...

卵を使ったご飯に合うおかずレシピ、子供も喜ぶ朝ごはんをご紹介

寝坊した日の朝ごはんほど、子供に何を食べさせればいいのか悩んでしまいます。そんな時におすすめした...

一度開けたワインコルクの正しい閉め方と残ったワインの保存方法

一人で楽しむワインや料理に使うワインは、一回ではなかなか空けきれず、残してしまうことが多いですよね。...

誕生日のメニューは何にする?旦那が喜ぶ料理を紹介します

子供の好きなものなら作りやすいけれど、旦那の誕生日メニューが決まらない…そんなときには、旦那の好きな...

ジンギスカンに使うのは、ラム肉?マトン?その違いとは

ジンギスカンは、北海道の名物料理として人気のメニューですが、それに使われる肉は主にラム肉とマトン...

なすとピーマンの味噌炒め。こってり・さっぱり、美味しい作り方

なすとピーマンの組み合わせで作るおかずをご紹介いたします!味付けは『味噌味』のみ!味噌炒...

誕生日のブーケは、お菓子で作ると喜ばれること間違いなしです

誕生日に送るブーケは、その人の誕生花や、その人の好きなお花をメインにして作られますが、お花ではなく、...

茄子の素揚げの揚げ時間は何分?揚げ時間とカラッと揚げるコツ

茄子料理といえば、茄子の素揚げや麻婆茄子や茄子の天ぷらや炒めものなど色々ありますが、茄子の素揚げが難...

冷凍ご飯の解凍方法はレンジ以外でも美味しく食べるコツを紹介

冷凍ご飯の解凍方法といえば電子レンジを使った解凍が一般的ですが、電子レンジ以外でも解凍することはでき...

野菜が美味しく食べられるメニューは?子供の野菜嫌い克服方法

お子さんの野菜嫌いに頭を悩ませているママもいるのではないでしょうか。子供には色々な物を食べてもらいた...

大人数のもてなし料理・冬の美味しいレシピとおもてなしのコツ

冬になると色々なイベントが目白押しです。自宅にお客様を招いて、ホームパーティーをする予定の人もいるの...

料理の初心者におすすめな献立とは?一週間分のレシピを紹介

料理初心者は献立を考えるのがまず難しいですよね。料理に慣れるまでは、できるだけ簡単で素早くできる献立...

100均の材料でダンボールで作る燻製が完成!必要な材料

なんと専用の機械がなくても、100均で売っているダンボールグッズを利用して美味しく燻製が作れちゃうんです。本格的な燻製グッズを買う前にちらっと試してみたいという方にもおすすめ。キャンプやBBQで手軽にできるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

100均で売っているダンボールを利用して燻製を作るために必要なもの

…すべて100均で揃えられます。

  • 燻製用ダンボールボックス(燻製用のものとして売っています)
  • 22cm~24cmの金網
  • 燻製チップ
  • アルミホイル
  • スキレット
  • ライター
  • うちわ
  • 着火剤
  • 軍手
  • 火ばさみ
この100均のダンボールボックスで燻製を作る場合はまず炭を起こす必要があります。燻製だけつくろうとするとまずはバーベキューコンロで炭をおこして…と大変なので、BBQをやるついでに作るのがおすすめです。

スキレットは食材ではなく、炭を乗せる用に使うので、燻製用に買っておきましょう。ライター、うちわ、着火剤、軍手、火ばさみは炭を起こすために必要なものです。

100均のダンボールやグッズを使った燻製の作り方

作り方

  1. チーズ、ささみ、ゆで卵など燻製にしたい食材を用意する。
  2. 炭をおこす。
  3. おこした炭をスキレットに入れて、その上にアルミホイルを乗せ、燻製チップを適量入れる。
  4. 組み立てたダンボールをかぶせ、金網をセットする。
  5. 食材を乗せる。
  6. 蓋をしたら40分ほどそのまま燻す。
  7. いい感じに色づいていたら完成!

特にチーズは溶けやすいので、たまにそっと蓋を開けて確認しましょう。いきなり蓋を開けると煙がもうもうと立っていますので、ご注意ください。また何度も開けすぎると煙が足りなくなり燻製に時間がかかるので、ここぞという時で。色づきが足りなければ、もう少し燻してもOK。2時間以上は燻さないようにしましょう。

100均グッズを使って燻製を作る際の注意点

  • 飛ばされないように重しをしよう
    100均のダンボールボックスを使って作る燻製は鉄製と違って軽く、強い風が吹いたら吹き飛んでしまうおそれがあるので、石などで重しをつけておきましょう。真上に乗せるとダンボールボックスが潰れてしまうので、フラップ部分を押さえるようにして乗せると良いです。
  • 燃料炭は使わないよう注意
    炭に火をつけるだけで燃える着火剤付きの燃料炭などでは、火力が足りずちゃんとした煙が出ないので上手く燻製が出来ません。バーベキュー用の木炭をいちからおこす必要があります。
  • スモークチップの使い方に注意
    下からスキレット→炭→アルミホイルかアルミトレー→スモークチップの順番になります。スキレットに直接スモークチップを乗せないようご注意くださいね。
  • 火と煙の扱いに注意
    燃えている炭×ダンボールの組み合わせなので、扱いには十分注意してください。必ず目の届くところで作って、風に飛ばされたり子どもや動物がいじったりしないよう気をつけましょう。万が一燃えたときのために水ですぐ消火できるよう用意しておくと安心です。また煙が出て迷惑に思われる可能性もあるので、燻製を行う場所や風向きにも十分注意しましょう。

燻製用のダンボールは自分で作ることも可能です

100均で売っているこの燻製用のダンボールは、自分で作ることも可能なんです。
切り込みを入れたり少し準備をする必要はありますが、片付けも楽なので手ごろなサイズのダンボールが余っていたらぜひ活用してみましょう。

用意するもの

  • ダンボール(高さ・幅・奥行き30cmずつ程度の大きさが目安)
  • カッター
  • ダンボールに入るサイズの金網
  • ガムテープ

作り方

  1. ダンボールを組み立てる。横幅の方が長い場合は縦に使う。
  2. ダンボールのフタ以外の側面3面の真ん中ぐらいにカッターで切り込みを入れる。
  3. 切り込みを入れた部分に金網を差し込んではめる。
  4. 完成。

100均の燻製用ダンボール同様、下段にはスキレット+炭の熱源と燻製チップを、上段には食材を乗せて、後は蓋を閉めて燻製させればOKです。

網はこれでも十分強度がありますが、もう少ししっかりさせたい場合はダンボールに穴を開けて割り箸を差し込んで金網を置く台を作る方法もあります。金網がダンボールのサイズより小さい場合は、この方法が有効です。

手軽に作れる燻製のおすすめ材料

BBQやキャンプにもぴったりな燻製おすすめの食材です。

定番食材の他に、変り種も混ぜてみたら意外な美味しさが発見できて楽しいですよ。

  • まずは定番食材から
    初心者にもおすすめな定番食材は、ウインナー、鳥ささみ、ゆで卵です。燻製することでこっくりとした深みのある味になります。子どもから大人まで好まれるので、大人数でのキャンプなどにもおすすめ。ゆで卵は家で作って、殻をむいてクーラーボックスに入れて持参していくと便利です。
  • 少しコツがいるチーズ
    チーズは燻製しすぎると溶けてしまうため少しコツが入りますが、燻製にすると美味しい食材ナンバーワンと言っても過言ではないのでぜひ試してみたいところです。溶けにくいかたまりチーズを使い、アルミホイルに乗せてちょくちょく様子を見ながら燻すようにしましょう。
  • 上級者向け魚の燻製
    燻製する食材は水分をしっかり抜いておく必要があるので、水分の多い魚や海鮮ものは少々上級者向けですが成功したらとても美味しいです。ハーブソルトで下味をつけて、キッチンペーパーなどで水分をおさえたら燻製させます。おつまみにぴったりです。
  • こんなものもおすすめ
    ポテトチップス、ミックスナッツは手軽で失敗しにくくおすすめです。端の方が少し焦げることがあるのでたまに様子を見て注意してください。色づきはあまり変わらないですが、口に入れた瞬間にスモークされた風味をふわ~っと味わうことができ、子どもも大人も美味しく食べられます。